傾いた 鈍色の陽
手を染める 紙上の憂鬱

欠けた輪郭の中 行き場さえ無くして背を向けた

両手は不自由に弧を描き 戸惑い隠せず徬徨うから
滲んだ色を拾い集めて せめて繋ぎ止めて欲しい

幼気な 口元から
こぼれ落ちた 至上の憂鬱

掠れ消え入りそうな 言葉は覚めて背を伝う

両手は不自由に弧を描き 戸惑い隠せず徬徨うから
滲んだ色を拾い集めて せめて繋ぎ止めて欲しい

飾られた 傾いた陽が 沈まぬように

いつでもただ傍に寄り添って 描いた弱さを包み込んで
滲んだ色の全てを 映し出していて


arrow
arrow
    全站熱搜

    北村翔 發表在 痞客邦 留言(0) 人氣()